　ローヴェステイン城　（Slot Loevestein)　

ヘルダーランド・ノードブラバンド・南ホランド州のちょうど州境に立つお城で、川沿いに立つその姿は…お城というより要塞といったほうがふさわしい。風光明美な場所なので、ここに出かける際は、川下りや近くの街を散策するのも楽しいかも。現在はミュージアムカードも使える博物館扱いです。

現在はミュージアムとなっているこのお城ですが、昔は実際に要塞としての役目を果たし、牢獄としても使われていました。有名な投獄者には、１７世紀の国際法の父とよばれるHugo de Grootなどがいます。彼は大きな木の箱に隠れて脱獄したのですが、現在もここで彼が脱獄する様子をビデオ展示しています。なるほど、内部はちょっと薄暗く、一人で歩くのはちょっと怖い感じ。子供たちは中世の騎士などの格好をして、城内部を散策することもできます。

夏は船に乗っていくこともできます

　下記のブログ日記でも、ローヴェステイン城を訪れたときの様子をお伝えしています。

子連れにお勧め - のどかな川下りの一日

開館時間：　時期によって異なります。夏季は月曜以外毎日。特別イベント開催時期もあり、その期間はミュージアムカード不可の可能性大。

ローヴェンステイン城のWEBサイト： Slot Loevestein

　Gorinchem　（ホリケム）

夏季（５月～９月）は、この町からヴォードリケム村経由でロヴェステイン城への船が出ている。それほど長い船旅ではないけれど、夏のオランダを楽しめる良い船旅になること間違いなし。ホリケムも小さいながら、旧市街やヨットハーバーがあり、船が出るまでぶらぶら散策しながら待つのもよい。

小さなヨットハーバー

ホリケムの乗船場

　Woudrichem　(ヴォードリケム)

上記ホリケムからお城までの途中で立ち寄る村 - ヴォードリケムの旧市街部分。ここが…ものすごいステキな雰囲気でお薦めです。歩いているだけでも、オランダというよりもどこか別の国の雰囲気で、遠くまでいかなくったって、身近でもこんな異国情緒な雰囲気が味わえるんだ…とちょっとオドロキです。気ままな週末トリップのボーナスポイントといったところ（ちょっと複雑な喩だったでしょうか…？）。