春のキューケンホフ
キューケンホフ (Keukenhof)
オランダ最大の観光地、といえばキューケンホフ庭園。この庭園を訪れるために日本から、世界から、 たくさんの人がオランダを訪れる、といっても過言ではありません。開園期間は毎年3月末から 5月下旬までで、この時期にオランダを訪れるチャンスがある方は、是非この庭園まで足を伸ばして、 春の良き一日を過ごしてはいかがでしょうか?
水仙、ヒヤシンス、ムスカリ、そしてチューリップなどの球根が咲き始めることによって オランダの春は始まります。9月末からどんどん寒くなり、庭の草木が枯れ始め、寂しい寒い季節 が続くだけに、色鮮やかな球根花がチラホラと咲き始める春先(3月)は本当にうれしいものです。 このうれしい春が満載のキューケンホフ庭園には700万本以上の球根や花々が咲き乱れ、 観光客を魅了します。
約2ヶ月間の短い間に100万人近くの観光客が訪れると言われ、天気の良い 週末などは非常に混雑します。2ヶ月の開園期間中一番美しい時期はその年に よって多少違うもののだいたい毎年4月末。この時期に多くのチューリップが咲き揃います。 日にちが許すのであれば、この時期に訪れるのが一番です。
キューケンホフのWEBサイト: www.keukenhof.nl
Stationweg 166a P.O.Box 66, 2160 AB Lisse
Tel: 31-(0)252-465555 Fax: 31-(0)252-465565
キューケンホフ - Travel Information
現在、キューケンホフではオンラインで公共交通機関+入場券をセットしたコンビセット券を主流に売り出しています。公共交通機関はライデン、もしくは スキポール空港内のスキポールプラザから直通バスが出ています。コンビセット券は、入場券、公共交通チケットを別々に購入するよりもお得料金となっていますので 公共交通機関を使ってキューケンホフを訪れる方は、コンビセット券をオンラインで購入することをお勧めします。
しかし、混雑するお天気のよい日、ピークの日はスキポールプラザ行きのバスは相当混雑しているようで、私が訪れた日は300メートルぐらい(?)の長蛇の列でした。 もうバス停がどこなのか分からないくらいの列で、バスは4、5台は待たなければいけないという感じでした。 私はライデン行きに乗りましたが、ライデン方面は行きも帰りもけっこう余裕がありました。
観光スケジュールが詰まっていて時間通りに帰りたい、という方はアムステルダム市内からツアーに参加することもできますので、 そちらを利用されるとおおよその観光時間が見込め、スケジューリングしやすいのではないかと思います。
なお、2018年の開館期間は3月22日から5月13日まで。例年より1週間少なくなっているのでご注意を!
「球根地帯」を自転車で周りませんか?
キューケンホフの周り一帯は、オランダで有数の「球根地帯」となっており、キューケンホフ開催期間中は、どこもかしこもカラフルなカーペットで いっぱいとなります。キューケンホフ公園もステキですが、その周りの見渡す限りの原色カラーの球根畑を見るのもまた本当にステキです。 キューケンホフ公園では、自転車の貸し出しを行っており(マップ付き)、自転車でこれらの美しい畑を訪れることができます。 車で通ってしまうと一瞬に通り過ぎてしまいますが、自転車で「あっちも!」「こっちも!」といいながら周れば、それもステキな思い出に なるに違いありません。
キューケンホフで自転車を借りる情報はこちらにあります → 公式ウェブサイト内