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オランダ観光オランダで一番大きい王室のお城、ヘットローとその周辺についてご紹介します。
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ヘット・ロー宮殿 |
エントランスでお金を払い、中に入るとまずは2匹の孔雀たちが
観光客を迎えてくれる。優雅に歩く孔雀。まさに宮殿のイメージ、
といったところなのだろうか。左手には馬車(近代では車)の展示室、
そしてロイヤル・ファミリーの写真展室がある。私のように
オランダのロイヤル・ファミリーに詳しくないものにとって、
写真と家系図で確認できる写真展は、宮殿に入る前の予習になり
便利で良かった。
そこから背の高い並木道を歩くと、宮殿入り口に到着する。コの字型の宮殿は
やたら豪華に写る。大きい荷物を正面入り口の地下で預けていざ見学開始。
この宮殿の歴史を簡単に述べると、建物の原型:旧ヘット・ローは14世紀から15世紀に
建てられた宮殿であり、1684年にウィレム3世がこの旧ヘット・ローを買い取ることに
始まる。翌年に現在のヘット・ローの原型が出来上がり、代々の王室ファミリーが増築を
繰り返しながらここに住むことになる。最期に王・女王自身がこの宮殿を拠点に生活されていたのは
ウィルヘルミナ女王(現在のベアトリックスの祖母にあたる)。次の女王ユリアナの
時代からお住まいはデン・ハーグに移った。その後も1975年まではベアトリックス女王の妹である
マーガレット王女がここにお住まいだったが、彼女も他に移り、1984年からミュージーアムとして
一般に公開されている。
さて、中に入り見学を開始するのだが、あまりに豪華な、そして似たような部屋があるため
だろうか?自分自身の感覚がマヒしてきて、どれもこれもじっくり見る、というのはかなり
苦しくなってくる。今までもお金持ちだった人々の美術館に出かけたことがあるが、
彼らの家はどんなに豪華でも10部屋から20部屋で、ティー・ルームとプレイルーム、
書斎、ダイニングルーム・・・等、いろんなお部屋があっても、ティー・ルームその1〜その3と
同じ使用目的の部屋が何部屋もあることはない。ところがこの宮殿には、これでもか、これでもか、
というほど同じようなサロンが出てくるのだ。
これは代々のロイヤル・ファミリーが部屋を増築した、ということに由来する。それぞれウィルヘルミナ女王が主に使用されたお部屋、
ウィレム3世が使用されたお部屋、メアリー2世が使用されたお部屋などそれぞれに残っているのだ。
35程もあるこれらの部屋を眺めながら、ボーっと考える。世の中に金持ちはたくさんいるけれど、
やはり王室は抜きん出ているのだ!
そういえば、以前訪れたドルトレヒトにあるシモン・ファン・ヘイン
博物館でも王室に関連するお皿は得意げに玄関の一番良く見えるところに飾られていた。
とにかく王室というものは別格なのだ!!こんな当たり前のことをまさに知らしめてくれる宮殿。
しかし、住み易いかどうか、というと話は別になってくる。これだけ大きく拡張されて
しまった部屋はいかに召使をたくさん抱えた王室ファミリーとはいえ、住むには不便そうだ。
ここをミュージーアムにして自分は他のところに移りたい・・・そんな気持も分からないでもない。
以前、ベアトリックスがテレビのインタビューに使用した部屋、という部屋を見た。
多数ある部屋の中でもかなり小さい部屋、だが、色使いといいなんとなく温かみが感じられる。
彼女がこの部屋を好んで使用した理由が分かる気がした。
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噴水が涼しげに流れる |
庭に出ると、広大な幾何学模様のフランス式庭園が続いていた。宮殿から一番離れたところにColonnades(柱廊)が あって、上に上って庭や宮殿を眺めることができる。なかなか良い眺めだ。 また宮殿に戻って今度はイースト・ウィングにあるアートコレクションを見る。 この時点ですでに4時を回っており、慌てて覗きまわったのだが、今はどこにも置き場がない 時計やらお皿が山のように飾ってあって、再び彼らのお金持ちさに驚く。2階には 世界の勲章類が飾られていて、興味がある人は面白いかもしれない。
Paleis Het Loo (ヘット・ロー宮殿)
Koninklijk Park 1, NL - 7315 JA, Apeldoorn
tel: +31(0)55 577 2400 fax: +31(0)55 521 9983
開館時間: 月曜休館 10時−17時 公共機関を使っての行き方は:バス102番か104番。またはバス10番(この
場合は正面入り口ではなく宮殿横にバス停がある。)
10歳くらいまでの小さな子供のための遊園地。主力は3歳〜8歳くらいで、ほぼすべてのアトラクションがこのくらいの低年齢層を対象に作られています。 ディズニーやエフテリングではリアルすぎて怖がってしまい乗り物に乗れない…という子もここではたくさんの乗り物に乗ることができます。 ねずみちゃんのキャラクターがメインキャラで、ユルとユリアが園内にいます。 ここを訪れる家族が皆小さな子供連れの家族なので、並ばない、泣き叫ぶ…そんな困った事態もなんの問題もありません。隣を見て「あー、うちだけじゃないのね」 なんてかえって安心してしまったりするのです。
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ユリアナトーレンの公式WEBサイト: www.julianatoren.nl
アペルドールンで一泊…という選択肢を何度か考えたものの、市内にはあまり魅力的なホテルがなく(汗)、ここで一泊するのは あまりお薦めできません(…汗)。車の場合は郊外に出たほうがいいホテルがあります。
値段と地図を合わせ見ながら調べると便利です。写真もたくさんついているのでイメージが沸きやすいかと思います。
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