ドイツ・オーバーハウゼン CENTRO 2019
CENTRO Oberhausen, GERMANY - DAY 2
本日は電車とバスを乗り継いで、オーバーハウゼンにあるドイツ最大のショッピングセンター、ツェントロに行き、一日ショッピングデー!母子二人ならではの 楽しい一日。
中庭に面した部屋はとても静かで、明るくなるのも遅く、起きたら8時を回っていました。 慌ただしい旅行ではなく、のんびり都会ホテル生活を楽しむ旅行なので、朝食時間に間に合えばオッケー。こういうプチ贅沢なのんびり旅行が最近のお気に入り。 すっかり西欧人化しています。とはいえ、娘は遅くまで起きていたのか知りませんが、全然起きる気配がありません。9時前になって「そろそろ起きようよ~」と起こし、 簡単に支度をしてから朝食ルームに向かいました。
ドイツのホテルの朝食は充実していることが多く、ここも例外ではありませんでした。肉やら野菜やらフルーツやらケーキやら…3日あるのでいろいろトライするぞ~という気分で あれこれ挑戦してみました。さすがに閑散期…宿泊者もずいぶん少ないようで、朝食ルームも空いていました。別に時間が遅いから、とかそんなワケじゃないと思います(苦笑)。
ちょっぴし豪華な雰囲気の朝食ルーム
お腹いっぱいになるまで朝食を堪能し、部屋へ。娘はまたまた携帯タイム~。いつになったら出かけるのよ?予定では10時にはホテルを出るつもりでしたが間に合いそうもありません。 なんとか娘を急かせて10時半ころホテルを出発。

駅には10分以内に到着し、いよいよ電車のチケット購入です。実は…いろんなことはなんとかなるかな、と思っていましたが、電車のチケット 購入だけは心配していました。いざとなれば窓口で買えるかな?とは思うものの、今のご時世、窓口だと手数料も取られますし、並んでいて 予定している電車に乗れない可能性もあるので。
一応、前もってチケットのことだけは調べてあり、オーバーハウゼンは同じVRRエリア内なので、まずはVRRを押してカテゴリーを選べばオッケー、 ということは分かっておりましたが、やっぱり買うまでは心配。いろいろシミュレーションした結果、 本日は片道券を1回ずつ購入するのではなく、二人分の1日券を購入して夜デュッセルドルフ市内でも 使うのが一番お得、ということが分かったのでそれを購入することにしました。2人分一日券カテゴリーB券は18.40ユーロなり。
デュッセルドルフのVRRチケット
今、このチケット↑を改めてみると…ドイツ語は分からないハズなのになんとなく意味が全部わかってしまいます…「印字があってチケット有効」 「Rhein-Ruhr地域内でのみチケット有効」みたいな意味カナ。オランダ語にとても似ているなぁ…ドイツ語。改めてオランダ語は中間言語だなあ、 と思います。
さて、チケットを無事購入したので、ガシャンと日時を印字して、イザ電車に乗ってオーバーハウゼンへ。オーバーハウゼンまでは昨日 来たルートを戻るような感じ。REでも30分ほどで到着します。駅周辺はなんだかこじんまりとしていてどんな場所なんだ、という感じ ですが、ここからドルトムント方面への電車が出ているのでICEも停車するんですよね。
外に出て、ツェントロがあるニューミッテ駅方面のバスを探しました。面白いことにトラム路線(もしくはS路線?)をトラムとバスが並行して走っており、 次々にS線やバスがやってくる仕組みでした。どれに乗ったらよいのかしら?と時刻表を眺めていたら、おじさんが「 ツェントロに行くんだったらこのバスだよ」と教えてくれました。…私のような人は、絶対行き先はツェントロなんでしょうね…。 5分ほどでニューミッテ駅に到着。降りる人は当然皆、ツェントロに吸い込まれていきました。

ついにやってきた…ツェントロ。オランダ人にとってツェントロは人気の行き先のひとつなのです。 特にクリスマスマーケットのシーズンは、オランダ国内からドイツのエッセン、ケルン、デュッセルドルフなど様々な方面に大型バスツアーが 出ていますが、最近はたぶんこのツェントロが最も人気の目的地なのではないかな、と思われます。
実は私、ここに来るまでショッピングセンターのクリスマスマーケットに行きたい、なんてオランダ人も相当アホだわね、なんて そんな風に思っていたんです。でも、ここに来て分かりました。というか、今後、もしクリスマスマーケットでわざわざドイツに 行くことがあるとすれば、その時は絶対ここに来ることにしよう、そう決心してしまったくらいです(苦笑)。
約270店舗が並ぶツェントロの案内板
昨日は、デュッセルドルフのスーパーマーケットに偉く感動してしまった私ですが、本日は…このツェントロ・ショッピングセンターに感動してしまいました。 世界各地のいろんな場所でショッピングセンターも訪問してますが、このツェントロの評価はとても高かったです!
ここは、アメリカのアウトレットモールのような「なんでも持っていけ~」みたいな雰囲気とは全然違い、お店自体はどこにでもある普通のお店が並んでいます。 しかしここの評価が高いのは、なんといっても店外の付加価値でしょう。いたるところにずら~…と高級ちっくな椅子やソファーが並んでおり、どこでも 休み放題!なんです。ここまで色んな種類のオシャレなソファや椅子が並んだショッピングセンターは初めて!
そして、子供も大喜びの大型託児所アリ、 ちょっとお洒落な空間が広がる飲食エリアあり…!まさに家族で来て、それぞれが楽しめるつくりになっているんですよ~。買い物ってやっぱり家族で来ても それぞれ行きたい場所も興味も違うけど、ここなら買い物に興味のないパパものんびりくつろぎながら皆が集うのを待つ、集合場所を決めてそれぞれ 興味あるお店を訪れてショッピングを楽しむ、など…まさに家族で一日楽しめる仕様になっているんです!やっぱりすごいぜ!ドイツ…またまた全面降伏状態(笑)。 ここまで贅沢なつくりにできるなんて、たぶんすごく儲かっているんでしょうね。まさに勝ち組のショッピングセンターというに等しい高級感溢れるモールでした。
ちなみにトイレもタダで、ものすごい広いので待ち時間もほとんどありません。駐車場代もタダです。ショッピングセンターの周りは、水族館やらレゴランドもあり、 イベント会場もあり、 家族連れは全員集まれ!みたいな仕様です。クリスマスマーケット時には、ショッピングセンター沿いにオシャレなシャレーが立ち並び、寒くなったら中へ! グリューワインを飲みすぎて休みたくなったら中へ!トイレに行きたくなったら中へ!…と、これまた一日ムリなく楽しめそう…。これは…寒がり、面倒くさがりの 私にピッタリかもしれない…。
クリスマスマーケットは終わったけれどツリーはきれい
高級感溢れるフードコート…お店は普通だけど、しかし平日というのにババ混み
私は特に買いたいものはないので、今日は娘の付属品(…汗)。娘が入りたいというお店に入り、あれだ~これだ~とショッピングを楽しみました。 時折、オランダ語が聞こえてきて、本日も多数のオランダ人がここにやってきているのが明瞭でした。多数のオランダ人のおかげで、 英語をしゃべってくれる店員も多く、私たちも安心して買い物ができました。
ボルシア・ドルトムントのお店…香川~…!ってこの後、トルコに行ってしまいました、、、
シャルケ04のお店…ウッチーーー!!ってもうずいぶん前に日本に帰ってしまいました、、、
娘は、お目当てのナイキシューズを手に入れて大喜び。それ以外にもTシャツやら何やら手に入れて大満足のショッピングでした。 途中休み時間を入れながら、全部見て、予定通り4時ころツェントロショッピングセンターを後にしました。 最初到着した時はそれほど混んでいませんでしたが、午後遅くなるにつれて押すな押すなの人ごみ、と言ってはちょっと大げさですが、 でも、すごい人手でした。集客力が凄いなあ。私たちが出るときも、多くの人々がここに押し寄せていたのも特徴的。 いったい何時までやっているんだ?と思ってしまったくらいです(金曜日は21時まで)。

5時頃ホテルに戻り、一休み。娘は買ってきたものを携帯で撮ってインスタにアップ?何をやっているのか分かりませんが、何やら大忙し。 一方、私は一休みした後、本日の夕食はどこにしよう…と悩み始めました。とりあえず旧市街の付近でドイツ料理?本当は、2日連続で 日本料理にしようと思っていたのですが、どのお店も正月休みで閉まっているので予定変更しなければならなくなってしまったのです。 とりあえず、何店舗かお店をリストアップし、6時半頃再び外へ。
本日は1日乗車券を持っていたので、トラムと地下鉄を乗り継ぎ旧市街へ。ルート途中は暗いし、霧雨が降っているしで、なんとなく気分も暗くなってしまったのですが、 旧市街に到着すると良い感じにライトアップされていたので安心して歩きました。最初に考えていたお店は「Gaststatte Brauerei Zum Schiffchen」というお店。 なんとデュセルドルフで350年もの歴史を持つナポレオンも食した老舗ドイツレストランなのだとか。
灯りのともる旧市街…よい感じ
ところが到着して中を覗いてみると…お客さんが一人もいません。どうなっているんだ~?今日は金曜日の夜なんだけど?もう夜の7時を回っておりいくらなんでも早すぎる 時間帯ということもあるまい…。 グーグルで調べたとき、日本人の皆さまのレビューは好意的でしたし…悪いところではないんでしょうけどーーー。外から見る限り雰囲気も良さそうなので どうしようか、と躊躇していると、娘が「絶対嫌だ」というので(汗)、仕方なくあきらめて別のレストランへ。
夜のマルクト…写真撮影に長々勤しむ方々がいたので私たちも長々ここで待機
次に出かけたところは、重厚なドイツ料理店というよりはカフェ風レストランといった感じのところ。中を覗いてみると、かなりにぎわっていたので もうここにしよう!と決めて中に入りました。結果的には子供にもフレンドリーなお店で子連れもけっこういたので、ここにして良かったです。 私たちのお隣には、16人の若いお姉さん、お兄さんの団体さんがいて盛り上がっていました。何の団体でしょう…合コンかな、ってそんなワケないか(苦笑)。
デュッセルドルフのカフェレストラン:Schwan Restaurant
私はグラーシュ、娘はバーガーの一皿を頼みましたが、サービスもお料理もまぁまぁでした。今日は忘れずにチップをお支払いしましたよ。うれしそうに対応されたので 良かったです。
お店を出て、フラフラと繁華街を通り抜け、地下鉄の駅へ。繁華街も割と空いていて、やっぱり今日はまだお正月初めの金曜日ということもあって 町へ繰り出す雰囲気ではないのかもしれません。まさに閑散期ならでは、の繁華街という感じでした。
繁華街も人手はそれほど多くありませんでした…今日のデュッセルドルフ
地下鉄を降りた後、ホテルに戻る前に再び昨日の高級スーパー「Zurheide Center Dusseldorf im Crown」へ。 今日はパパへのお土産やら本日のデザートやらを買い込み、ホテルに戻りました。部屋に帰ってからまたまたのんびり。 本日はユーロスポーツでやっていたジャンプを見ました。Ryoyu Kobayashi~?そんな人いたっけ? 家に帰って彼の名前を漢字で見て「あぁ!」と思い出しましたが(読み方を知らなかっただけ…(-_-;))、テレビで見ていた時はそんな日本人いたっけ?すごいジャンプで 1位なんですけど…?と、何やらキツネにつままれたような気分でポケッと見てしまいました。ジャンプは割と好きなので… ナゾの日本人の活躍に心底ビックリしつつ、寝る準備をしました。