英国 - スコットランド旅行(2004年7月)

Edinburgh - DAY 1

一日目は移動日です。スキポールからエディンバラへひとっとび。



今回の旅行で、オランダを出発したのは、11時過ぎ。エディンバラに到着したのが、11時半過ぎ。 時差が1時間あるからなのですが、やっぱりオランダとイギリスは近いですねえ。 オランダにやってきたのが2002年の夏、翌年はカナダに行ってしまったため今回が初めてのヨーロッパ内での 夏の旅行だったのですが、こんな近くで全然雰囲気の違う場所に到着できるという魅力に、 今回ようやく気がついた私です。

バスを降りるや否や、大雨&雷のストーム。すばらしい歓迎ぶり…(汗)。とにかく荷物を抱えて 今日から2泊お世話になるB&B:A Georgian Residence に向かいました。 B&Bまでは10分くらいだったのですが、それでもずぶぬれになるには十分でした。B&Bは、ニュータウンの閑静でリッチな ところにあって、お部屋も廊下も天井が信じられないくらい高く、優雅なムードいっぱい。ステキ、ステキ~。ずぶぬれなのも 忘れて喜ぶ私たち。雨が止むのを待って、外に繰り出しました。


エディンバラの通りにて。コンテナバスケットが美しい。

雨は一時的に止んだのですが、外にでてしばらくするとまたひどい降りに。今日はずっとこんな天気なの?後で聞いたところによると、 雷を伴う豪雨はスコットランドでは相当珍しいらしい…。そんなお天気に遭遇してしまう私たちって…。

エディンバラは、町の真ん中にシンボルであるエディンバラ城が崖の上にそびえたっているため、どこにいても迷うことがありません。 町の大きさも、程よい(歩ける)大きさで、いちいち地下鉄に乗ったりバスに乗ったりしないでいいのがラクチンです。だって、行き先を決めない ぶらぶら歩きができるんだもの。ぶらぶら歩いていると、大好きな「クラブツリー&エブリン」を発見! 帰国までには絶対購入するぞー!と気合が入ります。


遠くにオールドタウン&ロイヤルマイルを眺める

とにかくこんな雨なので、雨をしのげる場所にいくことに。行き先は「ナショナル・ギャラリー・スコットランド (National Gallery of Scotland)」。 入るまで知らなかったけど無料なのね。すばらしい。雨もしのげて、ステキな絵画も拝見できて無料!!

中には15世紀のルネッサンスから19世紀の印象派までのヨーロッパの絵画 が展示されていて、もちろんオランダの17世紀の黄金期絵画も含まれています。行くまで楽しみにしていたのがフェルメールの初期の作品が1点あります。 「Christ in the house of Marha and Maria」。フェルメールにしてはかなり大きな作品で、画風も名作の数々とはちょっと違う感じ (なんせ、題材がキリストというのも彼にしては珍しい?)。いや、意外でした。

ここで私がダントツ気に入ったのはイギリス本家の画家ターナー。 もともと彼の描く自然は大好きだったのだけれど、ここに飾られていた作品も良かったです。 時間がなかったので、ぱぱぱっと見ただけだけど、なかなか。大きすぎないのもよいです。

外に出る頃には小腹がすいてきたので、美術館の外で大きなクッキーを 購入してかじりついた。対応してくれたオニイチャンたちはとてもやさしく、スコットランドって いい感じ~!とすっかりうれしくなっていた私なのでした。


有名なロイヤルマイル

その後、美しい町並みにすっかり感動しながら、坂を上がり、旧市街の有名ストリート、ロイヤルマイル(Royal Mile)へ。スコットランドと いえば…タータンチェック!タータンチェックのキルトや織物を売るお店がずら~っと並んでいて、 さっそく買いそうになってしまいました…(でも、結局買いそびれました。とほほ。)。


古めかしい建物がずらーっと並び圧巻!

すでに夕方だったので、夕食を取ることに。さて、どうしましょう。なんの情報も持っていなかった私たちはとりあえず最初に 目に入ったPUBレストランに入ることに。ここで私は魚を頼んだのだが…。うーん。キャロットスープは美味しかったけれど、 メインの鮭は味付けなしのそっけないもの。噂どおり!やっぱりスコットランドの食べ物は期待 できないのでしょうか~???私たちはこの先の食べ物事情について、この時点はまったく期待も持てず、英国=食べ物はまずい! と決め込んでいたのでした…。(しかし?!)