英国・北ウェールズへの旅 2011
Liverpool - DAY 8
8日目は、楽しかったウェールズを発ってリバプールに戻る日です。本日はまた天気は回復し、リバプールの町を快適に散策することができました。
今日はウェールズを発ってリバプールに戻る日です。美しいこのB&Bも最後の日です。昨日は、アメリカからやってきた5人家族(成人男性の子供3人と父母の大所帯!) がいて、わいわいがやがやと賑やかな朝食でしたが、本日はひっそりと静かな一日。今日はサーモンを選んでみました。卵にサーモンが入っていてシンプルだけれど美味しい。 これなら家でもトライできるかな。
美しい眺めも本日で最後
支度をして、ホストさんとお別れ。このホストさんには20歳をすぎた子供がいる、ということでしたが、どうにもそうは見えない可愛い方でした。 B&Bというのは自分の家に人を入れるということだから、簡単なようで実は難しいのだ、と言っていました。小さい子を受け入れてくれる ところが少なくて…というと、それは仕方ないことなのかもしれない、でも、問題を起こすのは実は小さい子よりもむしろ大人かも、とも言っていました(苦笑)。 10時頃駅へ。
コンウェイの小さな駅
電車はかなり混んでいました。なんとか座る席を見つけて着席。しかし、本日もまた切符は電車内でしか買えないので、車掌さんを見つけて切符も買わなきゃ いけないし…、ホッと落ち着いたころにはすでに数駅が過ぎていました…。

チェスターまでは乗る人ばかりで降りる人おらず、皆、入ってくる人は、荷物置き場にスーツケースをぼんぼん積み上げて いくので、チェスターについた時は…うわっち!私のスーツケースはどこ?!ていうくらいものすごい状態になってました。1時間でチェスターに到着。 チェスターではたくさんの人が、我がスーツケース探しに必死になっているので、電車はかなりの間止まってました(こうやって電車は遅れて行くのね…苦笑)。
チェスターからはMに乗ってリバプールへ。45分ほどでリバプールの目的駅に到着しました。予約したホテルは駅の上なので、ラクちんです。時間がまだ早く、 チェックインできない、ということだったので、荷物を置いてマージー川沿いへ。
マージーサイド
マージー川の50分リバークルーズを楽しむことにしました。 このクルーズはとても人気があるようで、チケットカウンターも行列!船に乗る際も押すな、押すな、の行列。船の中で席を取るのも大変?てなくらいの混雑でした。
リバークルーズ
リバークルーズは、川側からリバプールの街並みを見る、というもので特筆すべきことはありませんでしたが、お天気もよく、人々も皆ハッピーそうで 楽しい時間でした。
リバー・クルーズ船
この近くにはビートルズ・ストーリーという博物館があり、「ビートルズ・ファン必見のスポット」となっております。が、しかし、 ビートルズ大ファンのだんなは…うーーーん、ここはいいわ、とパス(苦笑)。ここに飾ってある ジョン・レノンの使っていたピアノ、は、実はホンモノではない、ということを知って考えてしまったようです。ビートルズの歌はそんなに好きではない私 (ストーンズ、ザ・フーなんかのほうが好き)は、それなら辞めましょう、とホイホイと賛同(苦笑)。お店だけ立ち寄りました。上の写真は当時のお宝グッズが 飾られていた棚。

2時過ぎにホテルに戻り、まずはチェックイン。私たちが今回泊まったホテルはこちら。
リバプールの便利なホテル:Days Inn Liverpool
シティホテルではなく、どちらかというとランクが落ちるモーテル系チェーンホテルといったところでしょうか?…でも、部屋も綺麗で広くて良かったです。 朝食は…それまでウェールズでとびっきり美味しいモノを食べていたので…ゲゲーッて感じでしたけど(苦笑)。立地条件はバッチリ♪(地下鉄直結、 アルバートドックまで徒歩10分。ショッピングエリアまで徒歩5~8分くらい。)とにかく便利だったので、 またリバプールに行くことがあったらここに泊まりたいです。
いつもの通り、ホテルの部屋に入ると「もう出かけたくない~」と言い出すりすちゃんをなんとかなだめて、再び外へ。今度は先ほどとは反対側の方向… マシュー・ストリート付近に行くことにしました。マシュー・ストリートと言えば…ビートルズゆかりの地。この場所から…ビートルズの伝説は始まったのですなあ~。マシューストリートへ…ジョン・レノンがお出迎え(笑)。
ポールと一緒に記念撮影(笑)。
↓↓写真下。伝説のCavern Club(キャヴァーンクラブ)。ビートルズが歌っていた時代の元祖(?)キャヴァーン・クラブは閉鎖してしまったけれど、80年代に数軒隣に二代目 キャヴァーンクラブがオープン。当時のレンガを使い、内装もそのまま…とのこと。入場料がいる時間帯とそうでない時間帯があるらしく(というか、演奏バンドに よるんでしょうけどー…)、私たちは無料で入れたので、ちょっと内部偵察(笑)。かなりの階段を降りたったところに狭い洞穴のようなクラブがあるので、 火事になったら怖いなァ…とちょっと思った私。
キャヴァーンクラブの入り口にて
何階分くらい階段を下りたんでしょう?
クラブ内にて
中に入ってみると、大きな音で演奏が行われていて、りすちゃんは「うるさいなぁー」と耳を押さえてしまった(苦笑)。まぁ、子供のくるところじゃありませんね。 それでも、初めて入ったミュージック・パブ・クラブが「キャヴァーン・クラブ」だなんて、、、我が子ながら…りすちゃん、うらやましすぎます(笑)。音楽好き であれば、一生自慢できそうですよね~。
うるさいなぁ~ここはいったいなんだ?!という表情…
数軒隣の元祖キャヴァーン・クラブがあった場所には当時の様子を表す写真が貼られていました。今は…ドアの先はどーなっているんでしょうかねぇ。
今は写真が貼られているのみの元祖キャバーン・クラブ
同じマシューストリートにあるパブ「グレープス」。キャヴァーン・クラブで演奏していたビートルズはここでお酒を飲んだり、 食事をしたり…一息つくことが多かったそうです。私たちもここで遅い昼食にしようと思ったら…「子供お断り」と断られてしまったーーー。 ガーーーン(涙)。なので何もオーダーせずに立たなければいけなくなってしまった…。でも!たまたま座った席が、 なんとビートルズのメンバーたちの所縁の席だった♪♪私たちは何も知らずに座っていたのだけれど、常連さんと思わしきご親切な方が 「写真をとってあげましょう」と言ってくださり、この席が実は重要ポイント!!ということを知ったのでした(笑)。 メンバーが同じ席に座っている貴重な写真も貼ってありましたヨ♪
パブ・グレープスは子供お断り…とほほ
しかしながら家族記念撮影だけさせてもらいました…
グレープスのあとは、その先にある有名な「ビートルズショップ」へ。だんなが高額な何かが欲しい…と言い出したらどうしよう、と ちょっとドギマギしましたが、欲しいものは全然なかったらしく即座に外に出る羽目に(苦笑)。もっとお宝グッズのようなものが どっさりあるのかと想像しておりましたが、そんなことはありませんでしたー。希少価値なものはすぐに売れてしまうってことなのかしらん?
有名なビートルズショップ!
中はこんな感じ…!
お昼時間はとっくのとんまに過ぎていたのですが、お昼を食べている時間がなかったので…このビートルズショップの隣にあったカフェにて 遅いお昼時間…。こちらも子連れは歓迎されなかったらどうしよう~と思いましたが、どっこいこちらは大歓迎でした。 時間も時間なだけに誰もいませんでしたが、なかなか居心地の良いカフェでありました。
りすちゃんも大喜びのカフェ
子供大歓迎でヨカッタ、、、
マシューストリート
このマシューストリートはナイトクラブが立ち並ぶ場所というだけあって…ビートルズ関係がなかったら親子連れで歩くにはもっとも ふさわしくない場所といってもよいのかもしれません。朝っぱらからビールを飲む人々もおり…ちょっぴりイギリスの荒廃した雰囲気が漂っておりました。日雇い職人が朝っぱらからビール、、、そんなイメージ

この後、ビートルズのマシュー・ストリートに別れを告げ、リバプールのショッピング街へ。ショッピング街なんて地図がなくても歩ける、歩ける… と思ったのですが、やっぱりリバプールは大きかった…。どこをどう歩いているのか?何のお店があるのか?全然分からないまま歩いたのが 間違い…。いったいここはどこなんでしょう?状態に迷ってしまいました(汗)。お店もたくさんあるので何を見たらいいか分からなくなってしまうし…(汗)。 ある意味、ロンドンのように大きすぎないので、歩いているだけで何でも買える!という雰囲気でもありました。
私たちはJohn Lewisのデパートにかなり ハマって、気がつけばあれこれ買い込んでいました。可愛い子供服のお店なんかもあったんですが、、、今回は可愛いものを手に入れることが出来ず…(涙)。 地図がないため余計なところで余計な時間を使ってしまい、しかも閉店時間も分からない、という有様で…もうちょっと計画的にいけば良かったな~と思いました。 夜ごはんは、カフェで軽く食べただけ。 お店が全部閉まってしまった後、ぷらぷらホテルに戻りました。地下鉄のところで、全店情報付きリバプールショッピングMAPを発見したので、 「あー、これを昼間に見つけておけば…」と少し後悔してしまった私だったのでした。