英国・北ウェールズへの旅 2011
Conwy - DAY 5
5日目は、コンウィ(発音はコンウェイ=Conwy)のB&Bに移動する日です。こちらのB&Bもとても楽しみにしていました。 到着してビックリ!想像以上のゴージャスさ。コンウェイの街並みも思っていた通りの可愛らしい街で、お天気もピーカン! 楽しい観光日となりました。
今日の朝食はサーモン。朝からサーモンっていったいどんなんかしらん、と思いきや、スクランブルエッグの中に(スモーク?)サーモンが混じっている、という シンプルなものでした。なーるほど。日本みたいに朝から干物が出てくるってワケではなかったのですね(←当たり前…笑)。
今日のブレックファストはサーモン
本日は、コンウェイへ移動。ステキだったこのB&Bともお別れ…。今日もとても良いお天気で、B&Bからの眺めは最高。鳥さんたちもたくさん遊びに来ていて、 最後の眺めを楽しみました。
えさにつられて庭先には多数の鳥たちが…(写真には写ってませんが…汗)
10時頃、チェックアウト。11時のバスがあるのでそれに乗る予定です。11時前にB&Bのオーナーさんがバス停までスーツを運んでくれる、ということだったので、 私たちは手ぶらで最後のショッピングをしました。
さようなら、ステキだったB&B
11時前にバス停に行くと、ちょうどオーナーさんが荷物を運んできてくれました。笑顔でお別れです。今日は、B&Bに泊まっていた別のカップルさんもバスで コンウェイに観光に行く、ということだったので、同じバスに乗車となりました。面白いことに、このカップルさんとは、コンウェイの町でも何回も遭遇し… お互いに「あ、また会いましたね!」「あ、ここでも!」と笑いあった一日となりました。
りすちゃんはバスに乗ると気持ち悪くなる、というので、薬を飲んでいました。確かに、、、狭い道をがんがんバスが飛ばすので、けっこう揺れて、 気持ち悪くなるのが分かります。本日のバスはジャンクションまで40分、その後コンウェイ駅まで3分ほどのそれほど長くない乗車時間でしたが、 りすちゃんは薬を飲んでいたにも関わらず、 やはり終始うれしくなさそうな半べそ状態でした。

コンウェイ駅前には予定通り12時前に到着。思っていた以上にこじんまりとした、本当に小さい町です。ここから私たちが3日間お世話になるBryn B&B
(詳しくは…「英国のホテル」 に情報を記載しています。)
歩いてすぐのところにありました。城壁のすぐ外側に位置していて、 お庭にはお花がいっぱい!!!超ビューティフル。おおぉ~!またしても私もだんなも笑顔になってしまいました。こんなステキなところに泊まれるなんて。
お花がいっぱいのB&B
庭は城壁に面しています
玄関のハンギング・バスケットも綺麗です
ベルを鳴らすとオーナーのだんなさまが出てきて対応してくださいました。でも…普段は、奥さんが全部取り仕切っているみたいで、その後、だんなさんに出会うコトは ありませんでした。家の中もステキ!お部屋もステキ!!今回の部屋は、前回の部屋よりも大きくゴージャスで、こんなステキな部屋に泊まれるんだ~とウキウキ気分に なりました。
バスルームは部屋の外にありましたが(私たちだけで使用するプライベートなバスルーム)、こちらも本当にゴージャスで…家のバスルームを思い出したく ない感じ(汗)。写真を撮ろうといろんな角度で挑戦しましたが、けっこう広くてフォーカスできず、どれもイマイチの出来となってしまいました…とほほ。 部屋からコンウィ城が見え、眺めも最高です。昨日までのB&Bも良かったけど、こちらも良いわ~!!予約する時からどちらも選べない…だから両方取る!!と (近いにもかかわらず)両方に泊まることにしたのですが、この判断は間違っていなかったわ、と心から思いました。
気持ちのよいベッド(ダブルとシングル)
オシャレな猫足バスタブ
冷蔵庫もあるし、専用コーヒーマシンもある
その後、しばらくしてから、外へ。りすちゃんは一度中に入ってしまうと「ここにずっといる!」となかなか外に出たがらないので大変でしたが、外に出れば城壁の上を ずーっと歩けるので、すぐに機嫌を直し、楽しそうに歩いていました。
城壁の上を歩く…眺めはとてもよい!
城壁の上からの眺めは最高で…、右を見れば広がる山々、左を見ればコンウィの街並み(屋根)とコンウィ城、そしてその向こうに川、、、と本当に風光明美です。 ここは町そのものが「世界遺産」に登録されているそうですが、なるほど、分かりますね~。この全体の調和がいいですもん。
城壁に囲まれた小さなウェールズの街 - コンウィ城
さて。私たちは、まずはお城!というわけで、コンウィ城へ。ずっと城壁の上を歩いていけば到着するのかと思いきやそうではなかったので、「?!」と思いましたが、 まぁ、迷うコトはありません。たくさんの観光客が出入りする入り口に私たちも吸い寄せられました。

遠くから見ても立派ですが、近くから見てもえらく立派なお城。 どこの地点でも、まったくフォーカスしきれず、こういうときにはどこに焦点を当てて撮ったらうまく行くんだろう、、、写真教室に行ってみたいな、と思いました。 って、私のカメラはコンデジなので、カメラの機能も制限ありますしね~(←とここで何気なくカメラのせいにしてみたりする…)。
お城から眺める山並みがとてもいいんですが…写真だと…
お城には塔が何本も立っていて、全部てっぺんまで上ることができます。ただし、階段を登っては降り、の繰り返しなので、3つの塔を登った時点で、「もうええわ…」と なりました(苦笑)。りすちゃんは、楽しそうに登ったり降りたり、ちょっとしたところから飛び降りたり楽しんでいましたが、塔から覗きこんで下に落っこちたらそのまま 「さようなら」なので、必死に彼女について行きました。た、大変だ~…。
塔の向こうに見える橋と入江
絶景です
1時間ほど見学したのち、外へ。りすちゃんはお腹が空いたからどこかで休みたい~!と懇願したのですが、本日はどこかのティールームでクリーム・ティを頼みたいと 思っていたし、先ほどのお城で「プラース・マウル(Plas Mawr)」とのコンビチケットを購入していたので、まず先にこちらを見学しなければ…と思っていたので、 なんとか宥めて、プラース・マウルの方向へ向かいました。しかし、あんまりに「お腹が空いた、もうダメだ~」と騒ぎたてるので、途中のアイスクリーム屋さんでアイスクリームを 買いました。そこでやはりアイスクリームに見入っている朝のB&Bのカップルさんに遭遇…ふふふ。行動が同じ?
コンウェイのメインストリート
プラース・マウルにはすぐ到着し、アイスクリームが終わった後、中に入りました。16世紀に建てられたエリザベス様式のタウンハウスというこの家。確かに16世紀の家に しては立派です。いろんな古いお城や建物が残るイギリスですが、意外とこういった古い邸宅はあまり残存しないのだとか…。
狭い階段を登ったりしながら、庭も屋根裏もすべて見て、再び入口へ。ここで何故か「北ウェールズのハイキングルート」なる本を購入してしまいました。 いつハイキングに行くんだろう…疑問です(苦笑)。外に出て、何十メートルか歩くと、なかなかステキな雰囲気のティー・ルームに遭遇。 クリーム・ティーもアリ、と看板が出ていたので、そこに入ることに決定!とっても狭い店内でしたが、なんとか席を確保…。
ティー・ルーム
運ばれてきたウェルシュ・クリーム・ティー
お世辞にもあんまり良いサービスっていう感じはしなかったし、お茶も濃すぎてどうなんだろう~って感じでしたが(汗)、大きなスコーンとクロテッド・クリームは 美味しかったかな。Bara Brithというウェールズのお菓子も、すごく特別!という感じはしないまでも、美味でした。
私たちが、むしゃむしゃと食べていると、 またまたB&Bのカップルさんが登場~!またまた遭遇です。お互いに目が合って「ははは…」と笑ってしまいました。行動が同じ~~。可笑しいです。 食べ終わったら夕方5時頃。お腹がいっぱい、、、で、今日の夕食はどうするのか?!って感じ。。。今は何も考えられないぞ?
海岸(川沿い)へ
その後、イギリスで一番小さな家を見るために川沿いの通りへ。家はすでに閉まっておりましたが、入り口…なるほど、小さいです。中はきっとすごい狭いんだろうなぁ。 入るつもりはないので、外で一応の記念撮影。
だんなが大きいわけでもないのですが…まるで小人の家のようですよね…。
そのあと、川沿いや橋付近をぶらぶら散歩しました。のどかでいい感じ。ここでも、子供たちがバケツを持って カニを釣っています。そういえば…何年か前に出かけたデボン州のダートマスでも、子供たちがカニを釣っていたなぁ。ここでは、どこでも子供たちはカニ釣りなんだわ、 となんだか面白い。

ぼけーっとしていると、あちこちから魚を揚げた良い香りが…うーーん、なんだろう?と見ると、皆、堤防や椅子に腰かけて、フィッシュ&チップスを食べています。 よくよく見ると、座っている人、ほとんど皆が食べているではありませんか!!どこかにテイクアウトのお店があるのかしら?とキョロキョロ見回せば、 「ベスト・フィッシュ&チップスはこちら⇒」 という看板が…(笑)。
遅いクリームティーでそれほどお腹もすいていないし、今日はテイクアウトにしよっか?と恐る恐るだんなに提案すると、だんなもOK(←彼は 魚嫌いなので…あんまり好きなメニューではない)。それじゃぁ!ということで、矢印の方向に導かれ、フィッシュ&チップスを食べました。
イギリスといえば…フィッシュ&チップス
サクサクして揚げ具合はバツグン!でも、やっぱり半分も食べるとお腹いっぱいになってしまいました…。もったいないけど、全部は食べられないワ…残念。 簡単な夕食はこれで終わり、まだ明るいし時間も早いので、少しだけ町をぶらぶらしたけれど…田舎なので、もう何もやってません。。。人もほとんど歩いておらず 閑散としているのみ。。。活気があるのは海岸沿い(川沿い)だけで、あとはもうどこも静かなんだわ~。
仕方ないので(?)、再び城壁の上を歩いて、 B&Bまで戻ることにしました。上から再び、小さな町を眺めました。小さい町だけど、いいところです。B&Bに帰ってコーヒーを飲むと、ドッと疲れが…。 あ~、やっぱり疲れたのだわ、、、。お風呂に入ってのんびりし、日記を書こうと思ったけれど、思考が途中で止まってしまい、寝てしまいました。