英国・北ウェールズへの旅 2011
Liverpool to Chester - DAY 1
初日は、オランダ・スキポール空港からイギリス・リバプール・ジョン・レノン空港に向かい、その後、電車にて チェスターに向かう移動日です。
今日の飛行機の出発時間は、夕方4時過ぎだったので、のんびりの一日…といいたいところですが、朝からいろいろ準備が あってどたばたしていました。今日の空港は、一年で一番忙しいブラック・フライデーだということで、朝から ラジオが「スキポールに行く人は早目に行くように」と騒いでいるので、かなり早目の11時過ぎに家を出ました。
前もってオンライン・チェックインをしておこうと思ったのですが、何故か出来ず…(後で理由が分かりました(苦笑))。 空港に着くと、全然混んでいないので拍子抜け。でも、KLMの自動チェックインでも、りすちゃんのチケットが発券できず、 結局カウンターに並ぶ羽目になってしまいました。よく考えると、、、りすちゃんのパスポートを最近更新したので、 予約時のパスポート登録番号と番号が違っているじゃないですか。だからなのか~。。。(当たり前…汗)!! なんとかチケットをゲットでき、ほっと一息。

数日前は、耳が痛い!と夜中に泣き、昨日からは足が痛い!と足を引きずるりすちゃん。旅行に行って、本当に大丈夫?と思いましたが、 どうやら足の痛さは神経的なモノだったらしく、空港に到着後、いつも行くパノラマ・レストランに 行くと、元気に遊び出すりすちゃん。足、痛くて引きずっていたんじゃなかったっけ…?! 耳も結局一度「少し痛い」と訴えるくらいで、何も起きず…。ともかく良かった、です。
※ ちなみに5歳-7歳児くらいの子供(特に女児)は不安があると足が痛くなったりするようです。旅行なんかも普段とは違う非日常な世界なので 具体的にどんなもの?と理解できない旅行前などは不安になる時期です。なので、お子様が繊細な場合、 あんまり無理な日程は立てないほうが無難かもしれません (緊張して吐いてしまったりする子もいて、精神的にも肉体的にもかなり負担を強いることになります!)。
パノラマ・テラスには、今までになかった飛行機が置いてあって、「あれ、本物?!」と見に行きました。 中はミュージアム風に改造されてましたが、ホンモノでした。
飛行機のミュージアム@スキポール空港のパノラマテラス
いよいよ飛行機に乗る時間になり、並んでいると突然「飛行機の不都合が見つかったので、そのまま待機」の指示。 なんだか不安になります、、、。1時間弱待って、搭乗できることになったのですが、それも逆に不安…(苦笑)。 さらに、いざ、飛び立ちます!というときになって、「やっぱり駄目です」との指示(涙)。どーなってるんだ~~~。 結局、どこかのスイッチが間違って入っていた?か何かで、まだ飛行前なのに「すでに飛んでいる」状態になっていた?! とかで、飛ぶスイッチを入れることができなかったらしいです~。飛行機に故障があるワケではなかったのね。ホッ。 そんなワケで、全体で1時間半遅れでリバプール・ジョン・レノン空港に到着しました。リバプール・ジョン・レノン空港って すごい名前やな…。ポールマッカートニーは文句を言わなかったのだろうか…。

ATMでポンドをゲットした後、バス停に直行してバスを待ちました。初日の移動が心配で、前もって入念に 調べておいたお陰で、すべてスムーズに行きました。空港からは、バス500番でLime Street Station まで(2.7ポンド)。ライム・ストリート駅で切符を購入して、チェスター行きの電車(M)に乗りました。
てっきり鉄道なのかと思いきや、いわゆる地下鉄というヤツで、チェスターは最終駅でした。 切符はどこまで行ってもお値段同じ、という切符で4.5ポンドでした。ちなみにイギリスは5歳から 子供料金適用(大人の半額)で、りすちゃんの分のチケットも購入しました。でも、鉄道はチケットが 必要だったけど、バスではいらない、って言われたなー。どうなっているんだろう。。。イギリスの 子供料金システム?!…複雑です。
ゲートを通るとき、「行き先はどこか知っているんだね?チェスター?じゃ、あっちに行きなさい。」と親切に呼び止められました。 いくつかラインに分かれているようですが、チェスター行きに乗ればいいので、確実!楽ちんです♪
チェスター駅に到着すると、すでに夜の8時半になっていたので、歩いていくのは辛い…と、タクシーでホテルまで行きました。 タクシーは4.5ポンド程。ホテルは、こちらに泊りました。
チェスターのホテル: Holiday Inn Express Chester Racecourse
駅とは市街を挟んで反対側…と、駅から歩いていくには不便ですが、チェスターの城壁のすぐ近くで、 市街にも近いのは便利、というワケで、お値段も手頃であった、このホテルを予約したのでした。
ホテルの名の通り、ホテルの目の前がチェスター競馬場…部屋から競馬場が見える!
ホテルにチェックインした後、すぐにレストランへ。すでに9時になっていたので、小さな子供をレストランに連れていく時間ではないけれど、 何か食べなければ、と急ぎました。 イギリス時間の9時はオランダ時間の10時ということですし、長旅でりすちゃんも相当疲れているハズです。
幸い、城壁内に入ってすぐの一軒目のレストランが感じの良いパブで、そこに入ることにしました。久しぶりのイギリスで パブのルールをすっかり忘れていましたが、勝手に入って勝手に好きなところに座っていいんですよね。ここはオーダーは カウンターで、という方式ではなく、レストラン方式でしたけど、その後の旅行で、「あー、そうだった、そうだった!」と イギリスのパブのオーダー方式も思い出すことになります。
ギネスで乾杯!
それにしても。旅行中、ひしひしと感じたことは…、も、もしやイギリス人の味覚は向上している?!ということです。 テレビをつけてもやっているのはお料理番組ばかり。そして、レストランも以前は、味がまったくついていなかったり 塩辛すぎたり…と、こいつらの味覚は…!!!と思うコト多々ありだったのに、今回は、「味付けも美味しいじゃん!」 と思う料理が多く、「うーーーーむ。短期間でこれだけ向上できるのは、やはりゴードン・ラムゼイetc.の番組の 成功が背後にアリ?!」と思ったりしました(笑)。あとはEUに加盟して色んなEU人がイギリスに来たことも影響 してるでしょうね。ちなみにここの料理も、シンプルなバー・ミールながら、とても美味しかったです!!
イギリスといえばフィッシュ&チップス!サイドディッシュが美味しい。
盛り付けもなかなかGood!
ちなみにこのレストランはFAT CATという名前で、何店舗か経営するレストランだったのですが、現在は閉鎖されてしまったようです!!(汗)。
それにしても - その2。前回出かけた2008年は、ポンドが1ポンド=230円くらいだったので、ほんと、何もかもが高くて高くて… いちいち円に換算し直すと恐ろしくて何も手が出ない!!etc.と思っていたので、今回は、本当に、何もかもが(以前と比べて) とてもお得感溢れているわー!と、日々思いましたネ。ここでの食事も全部(メインと飲み物3食分)で30ポンド程だったと 思いますが、以前ならば7000円程、今なら4000円程ですもんね。全然違うワ~~うれしい♪♪
美味しかったので、デザートも?!と思いましたが、時間が遅かったのでとりあえずボツ(X)。レストランのサービスもとても良く、 思いがけず良い旅行スタートとなりました。ホテルに帰ったあと、エレベータの隣で音が気になるので、部屋を換えてもらい、 早々に寝る支度。ホリデーインにしてはベッドがけっこう狭く(150cmくらい?)3人で寝るのは辛い、、、ということで、私はソファに 大タオルを敷いて寝ました。ちょっと辛かったな、、、一泊だからいいけれど。とても綺麗でしたけど、子連れ3人にはお薦めできないかも。