イギリス 2006年12月 クリスマス前の旅行

Rotterdam to England - DAY 1

一日目はロッテルダム空港からロンドンシティー空港、パディントンから西のバース近郊にある町ブラッドフォード・オン・エイボンまでの電車の大移動の日です。



1日目は移動日でした。今回の移動ルートはハーグ・ロッテルダム空港から ロンドンシティー空港。その後、ロンドンシティーから パディントン駅まで移動し、パディントンからバースまで、そしてバースから 私たちの泊まるアパートがあるブラッドフォード・オン・エイボンまでの 電車の旅です。かなりの移動です。




朝5時に起き、りすちゃんを6時前に起こし、6時45分には家を出ました。 地下鉄は順調、そしてロッテルダムでバス乗り場に向うとちょうどバスが来る、 という順調さで予定より早くロッテルダム空港に到着しました。 取り立ててやることもないけれど、もしかしたらチェックインに時間がかかる かもしれない、と思い、一応1時間以上前に到着するように予定を立て、それよりも早くついたので 1時間半くらい時間がありました。

チェックインは、思ったとおり、 持っていたりすちゃんの水筒がひっかかる程度で、すごくラクチン。 あっという間に中に入ってしまい、これまた小さい空港でやることもほとんどないので、すごく空いた待合場所で、じーっと 待つことになりました。りすちゃんだけが元気に歩きまわっていました。


元気に歩き回るりすちゃん

飛行機は50人乗りだけれど、閑散期というのもあるのかスカスカ。さあ、離陸です!というときに、 タイミングよく、りすちゃんは寝てしまい、けっこう揺れたけど、 結局着陸時まで寝続けたりすちゃんは揺れも気づかず、ラクチンなフライトでした。 あ、でも…私は怖くてかなり固まってましたが…。このロッテルダムからのフライトは小さすぎて揺れるのです…!

バギーも飛行機の目の前まで持ち込め、飛行機を降りるとすでにバギーをもらえるので ラクチン。同じオランダからロンドンでも、スキポール→ヒースローだとかなり 赤ちゃんも大変だと思うけど、この田舎ルートはかなりラクでお薦めできます。

ロンドンシティーの入国は去年と同じく、長閑な雰囲気が溢れていて良し!!

パディントンまで行くルートはすでに Transport for London で調べていたのですが、このHPはスゴイです!!このルートだと、階段を使う、とかエレベータでいける、とか…。 バギー付きの子連れには本当に助かります。ロンドン子連れ旅行の方は是非ご利用くださいね。

それにしても。去年使用した7日間のトラベルカードはいつの間にか消滅し、値段だけがぐーんとUPした感のある ロンドンの地下鉄。大きすぎるこの変化(汗)。まあ、今年はロンドンシティー空港から地下鉄で イケるという点は、すごく成長しているんですが。

無事パディントンに到着し、すでに予約・購入済みのブラッドフォード・オン・エイボンまでの切符を 無人機にて発券しました。イギリスの列車は早ければ安いチケットが手に入る、とのことだったので、 かなり前に購入済みだったのです。そのお値段、ロンドンからブラッドフォード・オン・エイボンまで…なんと片道£9(1500円くらい?)。 これ、列車指定で振り替え不可という厳しい制約がありますが、かなりお安いです。


早くついてしまったので、駅構内にあるカフェのようなところで時間を潰しました。 Eat.というチェーンカフェには、おなじみのサンドイッチから寿司やら焼そば(ごときのもの)までお弁当の ように売っていて、すごいなぁ…びっくりしました。味はどうなんだか分からないけど、売っている!ということが すごいです!そして駅構内には…なんと回転寿司チェーンまで!!ほんと、SUSHIがブームなんですねえ。


回転寿司Yo!Sushi@パディントン駅構内

パディントンから列車に乗って1時間20分ほどでバース・スパ駅に到着。りすちゃんは疲れたのか退屈したのか、 列車シートでがたがた動き回って、大変な時間でした。

バース・スパ駅は古めかしい駅でプラットフォームが二つしかないのですが、ブラッドフォード・オン・エイボンに行くには 反対側に渡らなければならず、急な階段では非常に危ないので外をぐるーっと回ってようやく逆のホームに到着です。古い駅は子連れにとって本当に大変です。

電車は30分後くらいにたったの2車両しかないローカルな電車がやってきて、けっこうな混み具合。 後でテレビでニュースにもなったのですが、ちょうど12月10日からスケジュールが変更になり、電車の車両が 減らされたりスケジュールも不便になったり、と要するに「改悪」ということらしいです(さすが…イギリス…乗客へのサービスはまったく考えていません…汗)。

まぁ…列車はかなりローカルですが、電車からの 眺めはエイボン川と丘と羊と牧草と…とすばらしく美しい田園風景で私はすっかりうれしくなってしまいました。

ブラッドフォード・オン・エイボンの駅に到着。田舎町の小さな駅。映画のような世界の古い、小さい駅です。普通、駅は街のはずれにあって 落書きなんかがある雰囲気が悪い駅が多いのですが…この駅は、まるで映画に出てくるような可愛らしさでした。ここにアパートの管理人、Careyが駅まで迎えに来てくれました。


映画に出てきそうな…可愛い駅

車の中から外を眺めましたが…古い町並み、そしてすごい坂!!!車内で説明を受けながら、アパート兼B&Bに到着。ようやく着いた~~。

私たちが借りるアパートメントは、ガレージの二階部分。


Welcome to B.O.A.'s apartment!


入り口はこんな感じです

キッチンにはガスは通ってないけれど、電気コンロでお湯を沸かしたり、オーブンレンジ で簡単な料理をすることはできました。お風呂もお湯が豊富に出て、とっても広いし、 TVもDVDもCDもあって、色々良かったんだけど唯一の欠点がベッド。簡易ベッドが小さな ベッドルームにあったんだけど、やわらかすぎ!!!2日で私の体が問題になってしまいました。 ソファがけっこう硬いので、結局5日間はソファで寝ることに。 これさえ改善されれば、、、最高だったんですけど…!


キッチンもかなり本格的(ガスはないが…)


リビングからの眺めは最高!


ご飯を食べるテーブル

さて、ここに到着したのが3時過ぎ。その後、少し休んでちょっとだけ町散策、そして食料を買いに出かけました。 この食料探しが…。Careyに教わったスーパー(というかコンビニみたいなところ)が見つからない!!しかも、 すっごい坂でバギーだとかなりアブナイ!!イギリスはオランダと1時間の時差があり、オランダよりさらに早く 日が暮れるので、真っ暗ななか、すごい狭い坂をおっちらおっちらとバギーを運ぶ私たち二人なのでありました…。


そこら中が坂道のブラッドフォード・オン・エイボン


ブラッドフォード・オン・エイボンのトレードマーク…石橋

ようやくコンビニが見つかった~とそこに入ったけど、、、夕食になるようなものがほとんどなく… 結局適当夕食しか買えず、りすちゃんのオムツも買えませんでした。明日はちゃんとスーパーに買出しにいかなきゃ、 ダメだわ。

アパートに戻り、この適当夕食(りすちゃんなんてポテトだけって感じだった…侘しい)を食べてそそくさと寝ることになりました。