森のティールームでハイティー

Noord Holland 2016

夏休み最後の日曜日、家族3人でハイティーをしに行きました。 ちょうど私の誕生日も近いので、私の好きなことをさせてぇぇ~!!と頼み、 誕生日と絡めて子どもには文句を言わせないように仕向け(笑)、 楽しい夏休み最後のひとときを過ごしました。



とはいえ。。。先日の日曜日は…最初、天気予報は最悪でした。 しかも、ハイティーの場所は、うちの近所ってワケではなく、 ずいぶん遠いところなのです。

ハイティーのために、この悪天候の中を出かけなければならないとは… 出掛けはトホホ気分でした。張り切っていたのはうちの子だけ(汗)。 前日から何やらワンピースを選び出し、可愛い気分を演出しておりました。



さて、ハイティー。 このブログを何度もご覧頂いている方は、ご存じとは思いますが、 私は「ハイティー」「アフタヌーンティー」「クリームティー」系には かなりうるさいほうです(笑)。

実際、わざわざイギリスのデボンシャーまで行って 「クリームティを堪能する旅」を敢行してますし。 イギリスに行っては、あちこちのティールームを訪れ、 これはこーだ、あれはイマイチだ、とやっているので、 ちょっと中途半端なモノを出されると、すぐダメ出ししてしまいます。

オランダでは、何年か前よりハイティーブームで あちこちのレストランでハイティーをやっていますが 私自身、魅力を感じて、ここに行ってみたいな、と思った場所は 正直ほとんどないのです(汗)。ごめんよ、オランダ。

しかし。 ここは、、、どうして見つけたのかははすでに記憶にないのですが、 サイトの写真を見た途端に、ん?これは??気になるゾ??? と、写真に惹きつけられてしまったのです。



ちなみに、ここはレストランでもカフェでもなく(汗)、 結婚式や特別イベント専門のティールームなのです!! そ、そんなところがあるんかいな、って感じなんですが、、、(汗)。 ただし、日曜日の午後だけ、一般開放しており、 その日に予約すれば、ハイティーを楽しめる、というワケで。

だからもちろん予約しました。 日曜日だけ、だから、雨が降ろうと槍が降ろうと、 私たちはそこへ向かわなければいけなかったのです。

しかし、幸いなことに、私たちがそこに向かう間に天候は大幅に回復しました。 ここから少し歩くよ、てところになると、青空さえも見えてきて。 おー、神は我々を見捨てなかったぜ…。



森の中を歩き続け、本当にこっちで合っているんかいな、と 心配になりつつ、付き進むと、目的のティールームが現れました。 見た目は普通のカフェって感じ。


中はけっこう豪華な、森の中のオランジェリー、かな。 雰囲気はものすごく良かったですよ。

私たち以外に、大きな家族での集まり、そして私たちが帰る頃、 ベビーシャワーと思われる会の方々が集まってきました。 たぶん友人達の会で、若い女性ばっかりでした。 オランダでもベビーシャワーなんてやるんだね~~。 オランダのベビーシャワーは初めて見ましたヨ。 「Hoera~ een jongen」なんて垂れ幕が下がっているのは ちょっとオランダ流でしたが。。。まだ生まれてない、っちゅーの。



わざわざここまで来て、、、美味しくなかったらガッカリだぞーーー(汗)。 と内心ちょっとビクビクだったのですが、、、そんな心配は杞憂でした。 どれも美味しいぃぃぃ~!!! 私的には大満足。スコーンもかなりの高得点だと思ったわ。 形も色合いも味も3拍子揃ってよい、ていうスコーンは、、、 イギリスでもなかなかお目にかかれませんよ。

まず、食器に惹かれてしまったのです。 裏を見たら、ベルギーとオランダ・マーストリヒトの食器でした。 え~~、ちょっとビックリ。 お茶も美味しかったけど、自分たちでは種類は選べませんでした。 言えばそれに合わせてくれるかもしれないけどね。



サービスも、最初に全部運んでおしまい、という形ではなく、 食べ終わると次のを持ってきてくれる懐石料理形式(と言うの?)。 そんな丁寧なサービスもうれしかったですねえ。

最後はお腹いっぱいになってしまって、だんなに半分ずつあげるハメに。 最後が野菜ミニコロッケだったのは、???(オランダ流?)でしたけど これまた美味しかったので全然オッケー!!



これで20ユーロ弱はけっこういいな、って感じでした。 この辺りじゃ、やっぱりこんなの探し出せないし、 わざわざ出かけた甲斐のあるティールームでした。


森の中のカフェ: Thee Schenkerij