自転車に乗って ~ 近所の村祭り

Zuid Holland 2018

降臨祭の3連休はよいお天気、ということだったので、自転車で近所の村祭りに行くことにしました。 村祭りは「馬マーケット」と呼ばれるもので、3日間いろんな催し物が開かれます。



小さな村なので規模はそれほど大きくないものの、ご近所の村全体でこのマーケットを盛り上げている素朴な感じがよく、 今回は珍しい宿根草の販売もある、という記事を読み、これは行かねば、と訪問することに決めたのでした。



自転車ルートはgoogleマップを見て決めたのですが、以前このマーケットに行ったときはすごく遠く感じられたのに今回は 意外と近かったというのが印象です。先週別の街に行ってるからだと思いますけど、このルートもまた美しいルートなので 漕いでて楽しい、ということも挙げられます。

自転車道は牧歌的な風景なのですが、村が近づくにつれて自転車族が続々と現れるのがオランダ風(笑)。 ケルミス(移動遊園地)もあるので、子供たちだけでやってくる人もいますね。



マーケットといっても売ってるものは大したものはないです…って私に言われたくないって(汗)。 今回ポーリッシュの食器が売られていたのにはちょっと驚いたな。メジャーなものもあるじゃん!みたいな(笑)。 とはいえ、私はボーリッシュにはあまり興味がないためそのまま素通り…。



大人気なのが、このスヌップショップ(Snoep 駄菓子)。大きなワゴン車がキラキラと輝いていて、うちの子なんて 目をギラギラさせてワゴンに近寄っていきますものね。まさに蜘蛛の巣にひっかかる子供。



私が目をギラギラさせてしまったのは、こちら。宿根草コーナーです。1株2.5ユーロなのも手ごろな値段でよい!と思ったのですが、 それよりなにより置いてあった花々が…普通のガーデンショップには売っていないものが中心だったっていうのが、 ギラギラしちゃった理由です。とはいえ、今回は1株だけ買う、と決めていたので欲しかったもの以外まったく検討の余地もありませんでした。 ざ、残念、無念。来年以降、、、狙うぞ!



馬マーケットという名のマーケットなので、催し物はいろいろあるけれど…一応馬が中心です。こちらは子供たちに無料の乗馬体験を与えるというもの。 小さなポニーに乗ってる子供たちが実にかわいいです。うちの子にも「乗る~?」って聞いたけど、 これは小さい子にでしょ?と一言放っておしまい。全然かわいくない、、、。



立派なお馬さん。日本ではこういう立派なサラブレット馬を見る機会って、アレくらいですよね。 アレ…。そうです、アレとは競馬でございます、、、。ここでは競馬のように疾走させる機会はほとんどないので、 のんびりしているのが多い気がしますが。毛並みがキラキラしていて本当に美しいですね。



この日のメイン行事として、馬以外にオールドクラシックカーの展示がありました。オールドクラシックカー…も こういう村祭りに集まるものは実にさまざま。これはただ単に古い!!!というオールドカーもあり、いやぁ~ちょっとびっくり(汗)。 写真のものなんて、これ運転できるの?って感じでしょ。下から配線出てますけど(汗)。当然ここまで自分で運転してこなくては いけないので、はっきり言うと…怖い世界です。まさに本物のオールド(?!)。



ピカピカの美しいクラシックカーももちろんあります。こちらは入賞作品のひとつ。運転席にクマちゃんが置いてあるのも 車のルーフに直接トロフィー置いちゃってるのも、実に村っぽい!おおらかでいいですねえ。

車を見た後、私たちはケルミスへ。私はあんまり移動遊園地は好きではありませんが(ゲームにお金を使うのが好きじゃないので)、 たまにはうちの子にも楽しみを与えないと…ということで ひとつだけ好きなのを選んでやってもらいました。

途中、娘の友達に会いました。彼女たちは家族総出でやってきたようです。おじいちゃん、おばあちゃんは仲良く手をつないで お店を見てまわっていて、なんとも微笑ましいなあ、と思いました。

今回ご紹介した小さな街:南ホランド州 Heenvlietの馬祭り (Paarden Markt)