子連れヨーロッパ - ベルギー編
ベルギー (Belgium) - 道がデコボコ、バギーはつらい
ベルギーは、私の住んでいる街から電車で1時間ほどで行けるので、1年に一度くらいは出かけます。近所…とはいえ、子連れ事情はやはりオランダとは少し 違います。
ホテル事情

子連れだからといって、予約できない…などの問題は特にナシ。 観光地ブルージュなどは、ベビーベッド代も10ユーロ~15ユーロくらいの支払いが発生しますが、 通常のホテルは、子供料金は無料の場合が多いです。
ホテルについては、下記に詳しく情報がありますので、ご参考ください。
海外ホテル予約の注意点 ベルギーのお勧めプチホテル情報
交通機関事情 


ベルギーの国鉄に関して、親と同伴の場合は、12歳以下は無料です(9時以降の乗車)。ただし、ドイツと違い、タリスやユーロスター は特別乗車賃がかかるので、注意が必要。根本的な問題は、ベルギーの列車は、ストも多く、発車時刻も オランダ、ドイツなどに比べて正確さに欠けるということ。最近多少改善されたとはいえ、ホームの変更etc.もよく行われるので、 乗り換えに時間のかかるバギー持ち&子連れは、特に注意が必要です。エレベータの設置率も悪く不便なのも問題。

レストラン・食事事情 


ベルギーと一言で言っても、フラマン語(オランダ語)圏、フランス語圏があり文化もずいぶん違うので一言では言えませんが…。 フレンチ・ビストロはフルコース(3、4品)で、3~4時間くらいかかるので、子連れには不向きです。ベルギーは昼食も時間をかけて楽しむ傾向があるので、 前もってどういうレストランか調べておけば心の余裕を持てるのではないかと思います…。前もってレストランのウェブサイトなどで メニューを確認し、子供メニューがあれば子連れウェルカムだと分かります。 そういうレストランは、1品からのオーダーでOKなので、 気軽に入れます。
ミュージアムなど公共施設 


子供だから、と厳しく敵対視されることはない。子供料金はタダのことが多く、金銭的にフレンドリー。ただ、施設も古いところもあるのでバギーで行く場合は エレベータの設置を確認したほうがベター。
人々 

特に子供に声をかけてくれると言うワケでもない。至って普通の反応です。
トイレ事情 
トイレ事情は、あまりよい印象がありません。レストランに入っても有料のところも多くあり、ブリュッセルなどは地下奥深いところや狭い螺旋階段を上りつめたところに トイレがあって、子供を連れていくのが大変だった記憶もいくつも残ってます。もともとどのヨーロッパもこのような事情だったのでしょうが、他国はこの10年くらいで劇的に リノベーションされたのに対し、ベルギーは遅れているという印象が強いです。
特記事項・その他
ブルージュやブリュッセルは、中世の雰囲気があってステキだけれども、石畳の道は、バギーには相当衝撃が ある、ということを念頭に置いてほしいです。どこまでいってもガタガタで、子供がムチ打ちにでもなるのでは?、バギーが解体するのでは? と思うくらい、衝撃がありました。ずっと押している方も辛かったです。
また、ブリュッセルは無意味に階段も多く、 バギーを抱えて、上がったり下がったり…というのもかなり辛かった記憶が残っています。小さな赤ちゃんであれば、思い切って 抱っこひもで行く、というのも手かもしれません。
