スゴ技!これができたらオランダ人
Haarlem 2017
厳寒の日曜日の朝。運河は半分凍ってバリバリで、道はうっすらと白くなっています。道行く人はほとんどおらず、 ここで足を滑らせて運河に落ちてしまったら…わたしの場合、たぶん死んでしまうに違いありません(寒がり&ほとんど泳げない)。
慎重に、慎重に…へっぴり腰で運河のへりに近づいて、写真をぱちり。ふと目の前を見ると、自転車が止まっていました。 よく見ると運河のへりまで10-20センチもあるかないかのギリギリの際に止めてあるのですが、分かります?
木もかなりギリギリの位置に立っているので、どう考えてみても、この位置に止めるためには、一度運河に突き出すようにしなければならない気がするんですが。 バランスを崩せば自転車は真っ逆さま、いやいや、下手すれば自分も一緒にドボン!でしょう。。。

なーんでこんなとこに止めなきゃいけないかな?ここに置けば盗まれる可能性が低いってことなのかな~(苦笑)。 まさにでっかくてガッチリしているオランダ人だからこそできるのかも。
しかし、猿も木から落ちる、いや、違った、オランダ人も自転車を運河に落とすこともあるらしく、 昔、運河をさらっている作業を見かけたことありますが、けっこう自転車が上がっていたのが印象的でした。 いくら運河に慣れたオランダ人でも、やっぱり落ちるよね、、、。真っ暗だったりしたら、なおさらね。 こういうとき、たとえ心地よく酔っぱらっても、一気に目が覚めるんでしょうね~…。
今日の天気は嵐でこれを書いている今、すごい風が吹きまくっています。予報アラームがかかりまくっていたので、 さすがに人手も少なく、家に待機している人も多いようですが…それでも、こういうときに自転車乗ってる人もいるんですよね~。すごいよ!
わたしなんぞは、1Mどころか一歩も進まん!という感じなのに、意外と彼らはすーっと漕いで行ってしまったりします。 ちなみに大人だけでなく、子供も…。彼らの自転車には魔法がかかっているのでは?と思うように不思議な光景です。