カッコ良すぎたクンストハル ピーターリンドバーク展

Rotterdam 2016

クンストハルでドイツ人のファッション雑誌系写真家ピーターリンドバーク氏の 写真展があるというので、行ってみました。



私自身、ファッションは最も疎いレベルといえる存在で、 ブランドもんはとんとダメです。 自分自身もほとんどブランド品と呼べるものを持っていません。 興味もないんです。

ただ、自分自身はどうでもいいけど、他人の話を聞いたりするのは面白くって。 昔、週刊文春で中村うさぎさんがハマりまくっていたブランド品話を 繰り広げてましたけど、ほんと、おかしくて。 その滑稽な世界に、お腹がよじれるくらい笑ったこともありましたよ。

あと、昔からファッション雑誌を見るのは好きです。 自分が着ても、ファッションが死ぬだけだけど(←書いてて空しいが…)、 美しい人が着ると、やっぱり美しい!!! 私、美しいモデルさんって大好きなんですよ~☆



VogueやELLEといった海外雑誌にも昔はすごくハマっていました。 特に80年~90年に活躍したスーパーモデルさんは馴染み深いです。 この写真家ピーター・リンドバークさんはその時代のモデルさんを撮影された 現在のファッション雑誌写真の先駆者というので、 かなり興味を持って出かけたんです。

あと、ついでに最近は、自分もカメラが好きだし、ちょっと…参考にならないかなあ、 なんて思いつつ…。しかしながら、ぶっちゃけ、私のカメラの腕の参考になりそう、、、なんて そんなレベルではまったくなかったですーーーー(汗)。いやはや恐れ多い考えでした…。


この人の撮りたいものが、全面に伝わってきて。 ほんと、カッコよすぎました。


この方は、もともとファッション雑誌のカメラマンを目指していたワケではなく、 ファッション雑誌にもまったく精通されていなかったそう。 でも、だからこそ。 まったくの先入観なしに、カッコよく撮るための新たな世界を 作り出すことに成功したそうです。


ティナ・ターナー。かっこよすぎ。


彼は服を撮ることやモデルさんを美しく写すことにはあまり興味を示さず、 むしろその人の生き方が反映するようなフレームワークをしたそうで。 なんか。。。ほんと、それがヒシヒシと伝わってきちゃいました。



彼の中に、女性=かわいい、という概念はないのだと思いました。 今、日本の芸能人を筆頭に日本人女性って、老いも若きも、皆、かわいいを 目指しているじゃないですか。

私も、最近、「どうしたらかわいく女の子の写真がとれるか」なんて 特集をカメラ雑誌で読んだばっかりです。でも…彼のかっこいいリアルな女性像を見て。 なんだかちょっとこの「かわいい」がバカバカしく思えてしまいました。



可愛いなんて、小さい女の子ならともかく、ティーン以上になったら リアルでもなんでもない。単なる作りモノ。 それは本来の人間を映しだしているものではないんだ。そんな風に…ヒシヒシ感じてしまったんです。

少なくとも、私自身は、かわいいよりもかっこいいほうが好き。 たぶん、それは私が10代のときも20代のときも感じていたことだ - 。 なんか…久々に若き頃の自分に思いを馳せて、あの頃憧れていた カタチを思い出してしまいました。ともかく新しいカタチを映してくれる彼は人気カメラマンらしく、 多数の有名女優さん、モデルさん、歌手たちの写真がありました。



ハリウッドの方たちって、こういうメッセージカードを持っていて、 お仕事を一緒にされた方にメッセージカードを渡すんですね!! どの女優さんもすんごく偉そうにしているのかと思いきや、 やっぱり礼儀をわきまえてるのね。知らなかった~。 ↑ こちらはジュリアン・ムーアにケイト・ブランシェット、 そしてシャロン・ストーンのメッセージカード。全部ホンモノですよ~。

一番下のカードは、リース・ウィザースプーン。 みなさん、自分の名前が印刷してある自分専用メッセージカードを 名刺みたいに持っていらっしゃるんですね。面白いかも!!



やはり人気展らしく、本当に多数の方々が見に来ていました。 私も終了前までにもう一度訪れたいです! うちの子ももう少し大きかったらなあ~~。一緒にいったら楽しかろうに。

ファッション好きな方、モデル好きの方、カメラ好きな方、もちろん それ以外の方も是非! こちらも先日のマウリッツハウスのロイヤルコレクションと共に お薦めできる貴重な写真展です。

ロッテルダム・クンストハル:ROTTERDAM KUNSTHAL